Game Centerアプリのテストの概要

Appleは、リリース済みのゲームとまったく同じサーバ環境で、すべてのプレリリース開発およびテストを実施することを許可しています。これにより、アプリがGame Centerとどのように相互作用するかをテストでき、次のような利点があります。

テスターが他のテスターだけでなく、完全なプレイヤーベースでプレイできるようにすることで、バージョンアップデートのテストを簡素化しています。
Sandbox環境と実稼働環境間の実装の違いを排除しています。

設計上、特定のGame Centerユーザの達成項目とハイスコアは、そのユーザの友達に表示されます。これには、特定のゲームバージョンの一部として正式にリリースされていない、Leaderboardのスコア、達成項目、チャレンジが含まれます。同様に、Game Centerのプレイヤーがプレイしたゲームは、そのゲームがまだリリースされていなくても、プレイヤーの友達全員に表示されます。

リリース戦略の一環としてこのデータを非公開にする必要がある場合に検討いただける案は、プレリリーステスト用に個別のアカウントを作成し、どのGame Centerユーザがそれらのアカウントと友達になることができるかを慎重に管理することです。

必要な役割：Account Holder、Admin、App Manager、Developer、またはMarketing。「役割の権限」を参照してください。

Game Center対応アプリをテストするには、次の手順に従います。

アプリバージョンでGame Centerを有効にします。
テストするアプリバージョンにLeaderboard、達成項目、チャレンジを追加します。Leaderboard、達成項目、チャレンジの設定については、各リンクのセクションを参照してください。
テストするアプリとの互換性があるアプリがある場合は併せて確認します。詳しくは、マルチプレーヤー互換性の追加についてのセクションを参照してください。
Game Centerの各コンポーネントが、個別および共同で動作することをテストします。詳しくは、TestFlightを使用したアプリのテストについてのセクションをご覧ください。
テストが完了したら、Leaderboardのテストデータを削除します。